【グルテンフリーケーキ】スイーツ好きでもダイエット効果。
目次
食べても痩せる?絶品スイーツグルテンフリーケーキ
グルテンフリーとは、簡単に言うと小麦・ライ麦・大麦などに含まれているタンパク質、グルテンを摂らないことです。
約半世紀前、小麦に大規模な品種改良が行われ、農家は小麦の収穫量を大幅に増やすことに成功しました。
しかし、その弊害として遺伝子組換えされた小麦製品が世に出回り、今ではそれに含まれるグルテンが生活習慣病の要因のひとつと言われています。これを摂らないようにするのが、元々のグルテンフリー食事法の目的です。
グルテンフリーケーキてなに?
普通のケーキとどこが違うのか解説
一般的な小麦粉を使って作るケーキにはもちろんグルテンが含まれています。グルテンは、摂り入れると人によってはアレルギーを引き起こしたり、体内に必要な栄養素が摂り入れられなくなるセリアック病になったりします。これを解決するためにグルテンフリーという方法が出てきましたが、グルテンアレルギーでない人にも、体調が良くなる等の効果があることが分かりました。
体調を良くしてより健康に、より美しく生きるために、グルテンが含まれた小麦粉のケーキを食べるのではなくグルテンフリーの粉を使ったケーキを食べる人が増えています。アメリカなど欧米諸国ではグルテンフリーケーキは豊富に売られていますが、日本ではまだまだ限られたお店でしか提供されていません。このページのお店を活用したり、自分でグルテンフリーケーキを作って、是非グルテンフリー食事法の恩恵を受けてみてください。
グルテンフリーケーキがもたらしてくれるもの
どんな効果が期待できたり、どんな目的で食べる人が多いのかまとめ
現代社会では様々なストレスがあり、それが原因で肌荒れ、不眠、便秘や下痢が起こっている方も多いのではないでしょうか。しかし、その様々な不調の原因は、もしかするとグルテンによるものかもしれません。実際にアメリカでは約20人に1人がグルテン過敏症だと言われており、日本でもその件数は年々増えています。日々食べている、グルテンたっぷりの小麦粉が使われたお菓子をグルテンフリーケーキに変えることで、原因がはっきりしなかった身体の不調が治るかもしれません。
グルテンフリーケーキのもう一つの嬉しい効果は、ダイエットや体型維持に役立つということです。グルテンの主成分をグリアジンといいますが、これを摂り過ぎてしまうと食欲が増えたり血糖値が急激に上がってしまう危険性があります。グルテンフリーケーキを食べてグリアジンを摂取しないようにすることで、自然と食欲を抑え、ダイエットにつながる効果が期待できるのです。
グルテンフリーケーキどこで食べれる?
お店やレストランをいくつか紹介してください
日本でもグルテンフリーケーキは少しずつ人気になってきています。都内にも、いくつかグルテンフリーケーキを食べられるお店があるので、是非活用してみて下さい。
【Natural Cream Kitchen】表参道
小麦粉の代わりに米粉を使ったケーキが食べられます。ロールケーキやショートケーキ、ガトーショコラなど種類も豊富です。
【EAT TOGETHER】大森
予約限定のグルテンフリーカフェです。ワッフルやパンケーキがあり、グルテン以外のアレルギーにも対応してくれます。"
【グリーディ ロースイーツ】代官山
小麦・白砂糖・卵・乳製品を一切使わず、食材の酵素を壊さないためにオーブンも使用せず作る生のスイーツを提供しています。マカロンやタルト、ブラウニーなど種類も豊富です。
【小米花】白金高輪
米粉を使ったケーキやケークサレを頂くことができます。事前に予約すれば、誕生日ケーキを作ってもらうこともできます。"
家でも簡単料理グルテンフリーケーキ
ケーキも家で作れてしまうのか解説
グルテンフリーケーキを提供しているお店はまだまだ少ないので、普段のおやつに食べるグルテンフリーケーキをスーパーで購入するのは難しい状況です。でも、グルテンフリーの安心できるケーキをいつでも好きな時に食べたいのが本音ですよね。そこで、グルテンフリーケーキは家で手作りするのがおすすめです。難しそうに感じますが、小麦粉を使ったケーキを作った経験のある方は、材料を工夫するだけであっという間に作れてしまいます。
ケーキに小麦粉が欠かせない理由のひとつとして、小麦粉のグルテンとデンプンがお菓子の形を保つということがあります。グルテンフリーケーキではこの大切な役割をするグルテンとデンプンのうちグルテンを排除する必要があるので、デンプンを含む材料を小麦粉の代わりに使えば良いということです。そんなものあるの?!と不安になってしまいますが、スーパーでも十分手に入れられるものもあります。
家で作るのに必要な材料や素材の選び方ポイント
タイトル通り、米粉をつかう
グルテンフリーケーキを作る方法は、小麦粉の代わりに何かを使うかが重要です。グルテンフリーにこだわるあまり、あまり美味しくない満足感の低いケーキが出来上がっても、楽しく続けるのは難しいですよね。小麦粉を使っていないと分からないようなケーキを作ったり、素朴な味のケーキが好きな方はあえて違いを楽しんでみたりするなど、自分に合った方法で実践するのが大切です。
小麦粉の代わりとして一番有名で使いやすいのは、米粉です。米粉だけを小麦粉の代わりに使ってケーキを作ると、小麦粉よりもしっとりとした食感になるのが特徴です。小麦粉を使った時のような食感のケーキにしたい方は、下記の配合でミックス粉を作って、ケーキ作りに使うのがおすすめです。
【グルテンフリーミックス粉】
米粉370g、片栗粉200g、タピオカ粉100g → よく混ぜて袋などに保管しておくと便利です。
グルテンフリーケーキのレシピ紹介
グルテンフリーケーキの魅了について解説
前述したような、米粉を使って作るケーキと、粉を使わず作れるケーキのレシピをご紹介します。グルテンフリーケーキには健康上も様々な効果があると言いましたが、小麦粉を米粉にしたり、小麦粉を使わずに作ったりすると一般的にカロリーが低くなるのも嬉しいポイントです。
【ベイクドチーズケーキ】
☆土台
コーンフレーク 60g、バター 25g
☆フィリング
クリームチーズ 250g、生クリーム 200cc、砂糖 60g、米粉 大3、レモン汁 大2
【ガトーショコラ】
チョコレート 250g、バター 130g、牛乳 25cc、ココアパウダー 55g、卵 3個、砂糖100g
作り方は一般的なものと変わらないので、この配合で是非一度お試しください!
ケーキ以外のスイーツの紹介
美味しさのあまり食べ過ぎてしまわない方法を解説
グルテンフリーケーキを実際に食べてみると、普通のケーキを何ら変わらない美味しさで食べられることに嬉しくなる方も多いと思います。しかし、そこで気になるのはケーキの食べ過ぎ。いくらグルテンフリーだからといって食べ過ぎると、カロリーオーバーにもなりますし、ケーキには砂糖もたっぷり含まれているものが多いです。
そこでおすすめなのは、ケーキ以外のグルテンフリースイーツにも挑戦してみることです。例えば、おからと米粉を使って作るグルテンフリーのクッキーは歯ごたえがあるので少量でも満腹感を感じられます。卵や乳製品も使わないレシピで作れば、他のアレルギーにも対応できますし、よりヘルシーになるのでおすすめです。
まとめ
健康や美容の意識が高まる中、グルテンフリーケーキは簡単に試せる健康食です。まずは少しずつ、カフェに行ったり手作りに挑戦してみることで、楽しみながらより健康になってみてはいかがでしょうか?
どんなことでもやり過ぎは禁物なので、今回紹介した注意点なども参考にしながら、あなたもグルテンフリーの効果を感じてみてください!